2005年に制定された食育基本法は、食育の基本的な理念を示した法律。食に関する教育の重要性が書かれており、保育に関しても大きな影響を与える食育基本法について詳しく知ることは、保育園給食における食育にも役立ちます。
そんな、食育を支える食育基本法の推進に当たっては、国民のひとりひとりに対しても食についての意識を高めることによって、心身の健康のために健全な食生活を実践するように求めています。
現代社会は、いつでも手軽に食べたいものを食べられる社会です。しかし、その便利さだけがもてはやされている中で、深刻な食の問題も浮かび上がってきています。
食の大切さを忘れ、食べ物や食べることを大事にしなくなっている日本社会。それは、子どもに深刻な影響を及ぼしはじめています。 例えば、体力や運動能力、気力の低下、キレやすい子どもたちの原因も、食がないがしろにされたことと関係していると言われています。
食事は、栄養を摂取するだけではありません。食べ物に感謝の気持ちを持つことや人と会話をしながら食べることでコミュニケーション能力を養うことにもつながることから、食育基本法では食育を「生きるうえでの基本」と位置付けられているように、健全な食生活ができる人間を育てるものとされ、その中で重要な役割を果たしているのが食育です。
参照元:農林水産省HP公式HP:食育基本法:https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/wpaper/h30/h30_h/book/part0/b0_c0_0_01.html
食育基本法が制定された背景は、次のように述べられています。
以上のような背景は、たびたび話題となる子どもの朝食の欠食や厚生労働省の「国民健康・栄養調査」の数値を見るまでもなく、もはや国民ひとりひとりが自分や家族の問題として食生活を見つめ直す必要があることを示しています。
また、こうした問題群は、生活習慣病のリスクを高めることにもつながるため問題視されており、家庭や学校、保育園など、社会のさまざまな分野において食育の活動に参加、協力していかなければなりません。
生涯にわたって健全な食生活を実践することで、国民の健康問題を解決するのも、食育基本法の目的のひとつだといえます。
農林水産省で、食育を「生きるうえでの基本」と位置付けているように、生活の基礎となる「食」について学ぶことが保育園における食育の目標です。
「楽しく食べる子どもに~保育所における食育に関する指針~」では、食育の目標として、食を営む力の育成に向け、その基礎を培うことが保育所における食育の目標としています。
このため、保育園の食育は、楽しく食べる子どもに成長していくことを期待し、下記のこども像目指しています。
参照元:厚生労働省公式HP:『楽しく食べる子どもに~保育所における食育に関する指針~』【PDF】https://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/06/dl/s0604-2k.pdf
年齢ごとに目標もちがう保育園での食育。それぞれの年齢においてふさわしい食育のねらいも違います。
保育園では、こうした年齢も個性も違う子どもたちそれぞれの様子を見ながら、食育をおこなうことが必要になります。
厚生労働省では「保育所における食育に関する指針」を配布して、年齢別の食育のねらいと内容を示し、保育所における食育計画を実践していくように求めています。
基本的な目標に照らし合わせながら、一貫性のある食育をおこなう必要はありますが、厚生労働省の「保育所における食育に関する指針」には、指針となる年齢別の食育のねらいと内容が示されています。
下記では年齢別に食育のねらいと内容を紹介します。
保育士にゆったり抱かれて、乳(母乳・ミルク)を飲む、とあるように、愛情豊かな特定の大人との授乳中のかかわりが、信頼や愛情の基盤となることが求められています。
参照元:厚生労働省公式HP:『楽しく食べる子どもに~保育所における食育に関する指針~』【PDF】https://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/06/dl/s0604-2k.pdf
参照元:厚生労働省公式HP:『楽しく食べる子どもに~保育所における食育に関する指針~』【PDF】https://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/06/dl/s0604-2k.pdf
ゆったりとした雰囲気の中で、いろいろな食べものに関心を持ち、自分で進んで食べものを持って食べようとする、とあるように、離乳食も始まるこの時期に、お腹がすき、食べものを催促することが生きていくことの欲求の表出につながることを踏まえ、いろいろな食べものに接して食欲を育むことが求められています。
参照元:厚生労働省公式HP:『楽しく食べる子どもに~保育所における食育に関する指針~』【PDF】https://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/06/dl/s0604-2k.pdf
参照元:厚生労働省公式HP:『楽しく食べる子どもに~保育所における食育に関する指針~』【PDF】https://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/06/dl/s0604-2k.pdf
しっかりと座りながら食事ができる年齢であるため、フォークやスプーンを使って意欲的に食べようとすること、そして楽しい雰囲気の中で一緒に食べる人の関心を持たせることです。また、食事の前後や汚れた時に、顔や手を拭いて、きれいになった時の心地よさを感じることで、マナーも学びます。
参照元:厚生労働省公式HP:『楽しく食べる子どもに~保育所における食育に関する指針~』【PDF】https://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/06/dl/s0604-2k.pdf
参照元:厚生労働省公式HP:『楽しく食べる子どもに~保育所における食育に関する指針~』【PDF】https://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/06/dl/s0604-2k.pdf
よく遊び、よく眠り、食事を楽しむ。お友達とけんかになったり、社会性も出てくる年頃です。友達や大人とテーブルを囲んで、楽しい食事を経験させることで、他の子どもとのかかわり方も学ぶことが求められています。
参照元:厚生労働省公式HP:『楽しく食べる子どもに~保育所における食育に関する指針~』【PDF】https://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/06/dl/s0604-2k.pdf
参照元:厚生労働省公式HP:『楽しく食べる子どもに~保育所における食育に関する指針~』【PDF】https://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/06/dl/s0604-2k.pdf
自我が強くなり、大人の助けを拒むことが多くなる3歳児。保護者も手を焼く年頃ですが、着替えや排泄など、基本的なことはほぼひとりでできるようになる時期でもあるので「自分でできる」という意識が強くなるためか、この年齢からは労働省の食育のねらいも大幅に増えています。
例えば、いろいろな料理、地域で培われた食文化を体験し、郷土への関心を持つなどがありますが、食習慣やマナーを身につけることも求められるようになります。さらに、調理を楽しんだり、食事の準備から後片付けまでの食事づくりに自らかかわり、味や盛りつけなどを考えたり、それを生活に取り入れようとする、という内容も盛り込まれていて、まるで大人向けの食育のようになっています。
食育のねらい
参照元:厚生労働省公式HP:『楽しく食べる子どもに~保育所における食育に関する指針~』【PDF】https://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/06/dl/s0604-2k.pdf
内容
参照元:厚生労働省公式HP:『楽しく食べる子どもに~保育所における食育に関する指針~』【PDF】https://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/06/dl/s0604-2k.pdf
食育のねらい
参照元:厚生労働省公式HP:『楽しく食べる子どもに~保育所における食育に関する指針~』【PDF】https://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/06/dl/s0604-2k.pdf
内容
参照元:厚生労働省公式HP:『楽しく食べる子どもに~保育所における食育に関する指針~』【PDF】https://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/06/dl/s0604-2k.pdf
食育のねらい
参照元:厚生労働省公式HP:『楽しく食べる子どもに~保育所における食育に関する指針~』【PDF】https://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/06/dl/s0604-2k.pdf
内容
参照元:厚生労働省公式HP:『楽しく食べる子どもに~保育所における食育に関する指針~』【PDF】https://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/06/dl/s0604-2k.pdf
食育のねらい
参照元:厚生労働省公式HP:『楽しく食べる子どもに~保育所における食育に関する指針~』【PDF】https://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/06/dl/s0604-2k.pdf
内容
参照元:厚生労働省公式HP:『楽しく食べる子どもに~保育所における食育に関する指針~』【PDF】https://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/06/dl/s0604-2k.pdf
食育のねらい
参照元:厚生労働省公式HP:『楽しく食べる子どもに~保育所における食育に関する指針~』【PDF】https://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/06/dl/s0604-2k.pdf
内容
参照元:厚生労働省公式HP:『楽しく食べる子どもに~保育所における食育に関する指針~』【PDF】https://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/06/dl/s0604-2k.pdf
| ミールケア | LEOC | |
|---|---|---|
| 食の 安全性 |
品質管理 (ISO9001) 衛生管理(HACCP) |
衛生管理(HACCP) |
| 給食業務改善と 負担軽減 |
・和食中心の献立立案とアレルギー対策 ・管理栄養士による「給食だより」 アプリ配信 |
・園と保育活動に 連動した献立立案 ・現在の厨房職員の継続雇用面接可 |
| 拠点 | 東京、大阪、長野 | 札幌、旭川、函館、帯広、宮城、東京、神奈川、千葉、新潟、愛知、福岡、熊本 |
※2024年3月15日調査時点
給食で差をつける保育園
食育に強い給食委託会社2選
>>詳細を見る
直営給食に比べて、委託給食の質や食育はレベルが低いというのは一昔前の話。
委託給食の中でも有資格者である「考食師」「食育インストラクター」が食育に関わると公式サイト上に掲載されている2社は、とくに食育プログラムにこだわっています。
ここではそのサービス内容をご紹介します。